新型コロナウイルスの感染が急増する中、全国知事会は23日、「GoToトラベル」に関する感染急増地域への対応や医療体制の強化など国への緊急提言の5つの項目を示しました。
23日午前、全国の知事らがオンラインで緊急対策本部会議を開き、5日連続で新規感染者が2000人を超える現状を第3波に入ったととらえ、「第3波緊急事態宣言」を出しました。
会議では国への緊急提言について議論され、菅総理大臣が運用の見直しを表明した「GoToトラベル」に関し、各都道府県が地域の感染状況を感染急増に当たる「ステージ3」と判断した場合、対象から除外するなど機動的な対応を要請する一方、キャンセル料への財政支援も求めました。
また、病床使用状況の2極化を受け、大都市ICU拠点の整備や1日20万件の検査体制の確保などの案も検討されました。
井戸知事は東京や大阪などとの往来自粛を検討しているということです。