神戸市北区のヤマト運輸の配送センターで従業員2人が死傷した事件で、死亡した女性は運転席で刺され、車を降りて転倒した後もさらに刺されていたとみられることが分かりました。
殺人や殺人未遂などの罪で起訴されたのは、神戸市北区の無職の男(46)です。
起訴状によりますと、男は10月6日、勤めていた神戸市北区のヤマト運輸配送センターの駐車場で、車の運転席に座っていた従業員の女性(47)の胸や腹などを複数回包丁で刺し、さらに車から降りて転倒したあとも腹を刺して殺害したほか、60歳の男性従業員にけがをさせたなどとされています。
男は事件の前日に会社をやめさせられた原因がこの2人にあると疑って、犯行に及んだとみられ、警察の調べに対し容疑を認めているということですが、神戸地検は認否を明らかにしていません。