丹波市の酒造会社では地元の特産品「丹波栗」を使った焼酎の新商品が完成し、出荷に向けた準備がピークを迎えています。
大きな釜で蒸しあげているのは焼酎に加工される「丹波栗」です。 丹波栗は大粒で甘みが強いのが特徴で小さな傷が付いただけで基準を満たさず商品として出荷されないということです。
丹波市の西山酒造場ではこれまでも丹波栗を原料に焼酎を作ってきましたが、ことしはこの出荷できない丹波栗のみを使った焼酎を商品化。 丹波栗から作られる焼酎は、ほのかな栗の香りと甘みをあわせ持ち、お湯割りでもロックでもまろやかな味わいが楽しめるそうです。
例年は完成した焼酎をしばらく熟成させて出荷しますが、ことしは初の試みとして新酒での販売が行われます。 丹波栗を使った栗焼酎の新酒はネット予約を受け付けていて、シリアルナンバー入りで100本限定、19日販売開始です。