兵庫県は11月11日、過去最多となる男女70人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。 また、姫路市は1人の死亡を発表。 県では感染者が急増したことを受け急きょ対策本部会議を開き、県民に注意を呼び掛けました。
11日に県内では10歳未満から90代以上までの男女合わせて70人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。 これは1日に確認された感染者としては過去最多となるということです。
また直近1週間の1日の平均感染者数が43.3人となり、6日に感染拡大期1となってから、わずか5日で県独自の警戒基準で最高の警戒レベルとなる感染拡大期2となりました。
11月に入り感染者が急増していることから県は11日午前、急きょ新型コロナウイルス感染症の対策本部会議を開き、医療体制について入院患者の病床をおよそ500床まで増やすほか、宿泊療養施設についても500室程度運用できるよう準備を進めることを決めました。
また、井戸知事は改めて県民に対し感染リスクが高まるとされる飲酒を伴う懇親会や大人数での飲食などに注意するよう呼び掛けました。
県内で以前発表されていた2人の感染確認が取り下げられ、これまでに感染が確認されたのは合わせて3666人となり死亡した人は72人となりました。