11月6日に漁が解禁されたばかりのズワイガニの雌「セコガニ」を味わってもらおうと、新温泉町の小中学生に給食が提供されました。
新温泉町の8つの小中学校では2日間に分けて、茹でたセコガニが給食に並びます。
このセコガニは浜坂漁協に所属する船主の団体が毎年提供しているもので、地元で水揚げされたばかりの海の幸を子どもたちに味わってもらおうと、およそ1200匹が用意されました。
先生に殻のむき方を教わった後子どもたちは自分たちでほぐしながら、卵や身がたっぷり詰まったセコガニを美味しそうに頬張っていました。
セコガニを食べた児童は「お父さんにカニのむき方を教えてもらった。僕はミソが好き」と話していました。
新温泉町ではこの時期のセコガニのほかにも、春にはホタルイカやハタハタなどの海の幸が給食に並ぶのが恒例です。