2020年11月10日(火曜日) 12:29 事件・事故

明石・義母死亡事件
 神戸家裁が18歳少年を逆送

合成麻薬=LSDを使用して明石市内の自宅で義理の母の顔を殴るなどし、死亡させたとして、傷害致死などの非行内容で送致された18歳の少年について、神戸家庭裁判所が検察官送致する決定をしました。

溶接工の18歳の少年はことし9月、合成麻薬=LSDを使用後に明石市の自宅で同居する義理の母を複数回殴るなどして死亡させたとして傷害致死などの非行内容で送致されました。 この少年について神戸家裁は9日、刑事処分が相当として検察に送り返す決定をしました。

横路朋生裁判長は決定理由で、少年は事件当時、LSDの影響で心神耗弱状態だったとしたものの、「自ら積極的に違法薬物を使用したことが招いたもので、少年に対する非難を特段減少させるものではない」と指摘し、「動機は理解困難」としています。

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