11月7日は、暦の上で冬の始まりとなる立冬です。 淡路市の伊弉諾神宮では、熱い湯をふりまき健康を祈る恒例の神事湯立神樂祭が執り行われました。
淡路市にある伊弉諾神宮の湯立神樂祭は年に4回、新しい季節の始まりに無病息災を願って行われている伝統の神事です。
境内では太鼓や笛の音が鳴り響く中、白装束に身を包んだみこが熱湯がたっぷり入った釜に笹を入れ、大きく振り上げたり、小刻みに振ったりしてしぶきを散らしました。
参拝客は「たまたま来たが見られてよかった」「お祓いをして無病息災で大丈夫と言ってもらえてありがたいときに来た」などと話していました。
この湯がかかると邪気が払われ健康に恵まれるとされていることから参拝客はしぶきを浴びて無病息災を祈っていました。