2020年11月06日(金曜日) 15:57 地域・まち

国連機関が神戸に拠点開設
 企業の途上国支援事業を後押し

発展途上国を支援する国連機関が、神戸市内にアジアで初めてとなるビジネスの立ち上げを支援する施設を開設し、記念の式典が開かれました。

神戸市中央区に6日オープンしたのは、国連機関・UNOPSの「グローバル・イノベーション・センター・ジャパン」です。 記念式典では国連事務次長で、UNOPS事務局長のグレテ・ファレモさんがビデオメッセージで祝辞を述べました。

UNOPSは世界が抱える様々な課題解決に特化した機関で、このセンターは、インフラ事業や先進技術、復興・人道支援を行う企業のプロジェクトを推進するアジア初、世界でも3番目の拠点です。

現在、センターでは県や神戸市などと連携して世界の気候変動の対処を強化するプログラムが始まっていて、最終的に5つの企業が国連での実証事業を目指し、支援を受けます。

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