11月3日、尼崎市の路上で特定抗争指定暴力団神戸山口組系の幹部ら2人が撃たれ重傷を負った事件で、対立する山口組系の組員の男が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、特定抗争指定暴力団山口組三代目司興業の幹部の男(52)です。
警察によりますと男は11月3日、尼崎市稲葉元町の路上で特定抗争指定暴力団神戸山口組三代目古川組の組長(64)の両脚を拳銃で撃ち、重傷を負わせた疑いが持たれています。
事件では幹部の男性(61)も左手を撃たれ重傷を負っています。男は5日午前、尼崎南警察署に出頭してきたということで、警察は男の認否を明らかにしていません。
また、捜査関係者によりますと撃たれた2人は「警察に呼び出された」と話していたということで、何者かに警察を装って呼び出された可能性があるということです。 現場からは男のほか、40代ぐらいの男が逃走していて警察は抗争事件とみて男の行方を追っています。