3日尼崎市の路上で特定抗争指定暴力団神戸山口組系の幹部ら2人が撃たれ重傷を負った事件で、発砲したとみられる男2人は依然逃走していて、現場周辺の小学校では登校時間に合わせて警察が警戒に当たりました。
この事件は3日、尼崎市稲葉元町のコンビニエンスストア近くの路上で発砲があり、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系の幹部の男性ら2人が重傷を負ったものです。
警察によりますと発砲したとみられる40代ぐらいの男2人は近くに停めてあったワンボックスカーに乗り逃走したということで、1人は上下黒っぽい服で、もう1人は黒のマスクをつけ、白っぽいTシャツに、青っぽいズボンをはいていたということです。
また、撃たれた2人は歩いているところを呼び止められたということで、「面識のない2人だった」と話していることが分かっています。
事件から一夜明け、現場周辺の小学校ではおよそ50人の警察官が見守りに当たっていて、保護者に付き添われて登校する児童の姿も見られました。
また、尼崎市の職員も事件現場付近を中心に防犯パトロールの車で巡回するなど警戒を強化しています。
警察は暴力団の抗争事件の可能性もあるとみて逃げた2人の行方を追っています。