2020年10月30日(金曜日) 19:02 地域・まち

老舗製餡所の「あんこ大学」
  開発したあんこは400種類

きょうの特集はコチラ。「松原(まつばら)あんこ大学」です!

神戸市の阪神電鉄・春日野道駅近くにやって来ました。

【吉本】こんにちは。ここがあんこ大学で間違いないですか?
【教授】間違いないです。ここがあんこ大学です。
    私が教授の松原です。
【吉本】教授!失礼ですがここは大学には見えないですけど。
【教授】ここはあんこの工場なんですけど、実はネット上の大学という名目でやっています。

教授を務める松原さんは、創業73年 神戸の老舗製餡所の社長さん。

【吉本】あんこ大学では どんな取り組みをしているんですか?
【教授】あんこの可能性を常に追求していくのが目的。
「あんこに出来ないものはない!!」というのが我々のモットーなんです。ポリシーなんです。

あんこの可能性を追求し、研究開発を行っている「松原あんこ大学」、
公式SNSから あんこに関するアンケートに答えるだけで、とっても簡単に入学できますよ。

【吉本】ここは何をする場所ですか?
【教授】ここは最終的な工程なんですけど、豆とかこしあんに砂糖を混ぜてあんこを作る工程なんで す。

わぁすごい!できたてのあんこ!美味しそう。
粒がしっかりと残っていて美味しそう。良い色ですね鮮やかな。

出来たてのあんこ、という訳にはいきませんが自慢のあんこをスタジオに用意しました。
「つぶあん」のお味はいかがですか?
「こしあん」はいかがですか?

松原あんこ大学では、伝統的なあんこを進化させた新感覚のあんこを開発しているんです。それがこちら!

赤ワイン・黒ごま・渋皮マロン・抹茶・レモン・たまご、きなこ・白桃・かぼちゃ・紫いも・安納いも・さくら・スイートポテト・いちご などなど!!
今回、お見せしているのは ほんの一部。

開発した あんこの数は なんと400種類!
中でも気になるのが、青色のあん。味を当ててみようと思います。

【吉本】香りで分かったかも。甘い。でもちょっと酸味がある。分かりました。ラムネ!
【教授】正解です。
【吉本】懐かしい味 駄菓子屋さんで買うラムネの味。美味しい

あんこを作るだけでなく、あんこを使った創作メニューの提“あん”も、大学でおこなっています。
粒あんと白あん、いちごをウエハースで挟んだミルフィーユやほうじ茶あんの香ばしさと甘みがクセになるほうじ茶あん、ティラミスなど種類もさまざま。

さらに!新作のあんメニューを 今回初めて作ってもらいました。

【吉本】これは「なにあん」ですか?

【商品開発などを担当する澤美由紀さん】
これはマロンあんで、くりが入っているあんこです。

マロンあんを牛乳と合わせ、マロンあんソースを作ります。
このソースに合わせるのが・・・バターで炒めた鶏肉とネギ!

【吉本】ソースが入りました。クリあんソース。ソース自体はめっちゃ簡単に出来ますね。これ何なんでしょうか?
【澤】何だと思いますか?
【吉本】炒めものですよね。これ。

ここに茹でたマカロニを加えて・・・器に盛り付けます。
そして最後にチーズをトッピング。ここまでくれば もう分かりますよね。

【吉本】できました。いい香りしています。グラタンですか?
【澤】マロンあんグラタンです
【吉本】マロンあんグラタン。ちょっとどきどきするな。
たっぷり入れましたからね クリあんを。
マカロニといっしょに頂きます。あんの味がしっかりしますね。
でも甘すぎないんで、あんが他の食材の良さを引き立てています。美味しい。

【吉本】グラタンって普通ホワイトソースを使いますよね?
【澤】ホワイトソースってだまになったりとか作るの大変ですけど、でもあんこだったら牛乳と混ぜ るだけで、簡単になめらかなクリーム状になるので それで良いかなと思って作ってみました。

【教授】あんの可能性を追求している。それが大学でもあるわけですけど。
【吉本】無限大ですね可能性は。
【教授】あんリミテッドです。

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