2020年10月23日(金曜日) 17:08 地域・まち

車からPCR検査可能に 神戸市が12月から新たな方式を採用

神戸市は、新型コロナウイルスの検査体制を拡充するため、車に乗ったまま検体を採取できる新たな方式を一部の検査に採用することを明らかにしました。

神戸市ではこれまで、神戸市医師会の検査センターで、一部のPCR検査には、隔離したブースの中から医療スタッフが患者の検体を採取する「ウォークスルー方式」を採用していました。

久元市長は23日の会見で、センターを移転するとともに、12月から新たに自家用車でセンターを訪れ、乗車したまま自身で唾液などを採取する「ドライブスルー方式」に変更すると明らかにしました。

ドライブスルー方式では、医療スタッフとの接触は検体の受け渡しのみとなり、感染リスクが減少するほか1日の検査可能件数がこれまでの20件から40件に倍増するということです。

また、市内で16件のクラスターが発生している介護施設や障害者施設の職員全員に11月からPCR検査を実施することも発表しました対象者はおよそ1万1000人に上るとみられ、公費により定期的な検査を行うのは政令市で初めてだということです。

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