戦時中にナチス・ドイツにより迫害を受けたユダヤ人の歴史について考える写真展が神戸で開かれています。
この写真展は戦時中ユダヤ難民が身を寄せるなどつながりが深い神戸の地でユダヤ人の文化や生活、歴史を紹介しようと企画されたものです。
会場ではポーランドで発展したユダヤ人の文化をひもとくとともに、ホロコーストにより破壊され、現在再生が進む様子を紹介する写真パネルが展示されています。
ユダヤ人の強制収容所の跡地は、建物が取り壊され数十年にわたり荒れ地となっていましたが、2004年になってようやく記念碑が設置されました。
また、こちらの家庭用品を売る店は、もともとはユダヤ教の礼拝堂「シナゴーグ」があった場所でしたが名残はありません。
この写真展は11月9日まで神戸市中央区にあるひょうご国際プラザの交流ギャラリーで開かれています。