2020年10月22日(木曜日) 15:18 地域・まち

新酒のシーズンを告げる 恒例「酒林」の付け替え

酒造りの歴史を学べる西宮市の博物館で、新酒のシーズンを告げる大きな「酒林」の飾り付けが行われました。

西宮市に本社を置く酒造メーカー「辰馬本家酒造」が運営する白鹿記念酒造博物館には、直径およそ1メートル、重さ100キロほどもある巨大な酒林が4人がかりで運ばれました。

江戸時代の酒屋では、新酒の時期になると、酒樽や桶の材料となる杉の葉で作った酒林を店先につるす伝統があり、これに習い、白鹿記念酒造博物館では、毎年、新しい酒林を作り入り口に飾っています。 手際よく10分ほどで吊るされた酒林は杉のさわやかな香りと共に秋の始まりを告げていました。

辰馬本家酒造によりますと、ことしの新酒はコクのある風味と辛口で程よい甘さが楽しめ、出来もまずまずだということで来年のはじめごろから一般に流通するということです。

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