2020年10月21日(水曜日) 09:31 地域・まち文化・スポーツ

【阪神】球児の力んだ1球に広澤克実氏、「気持ちは分かる」

■阪神1-5広島

 

阪神は、好投の九里に対し8回までわずか1安打。
9回、糸井のタイムリーで1点返すのがやっとだった。
 

■小幡に賞賛と注文

 

(2回、広島は一死1塁で坂倉がレフトオーバーの2塁打。レフトから中継したショート小幡が本塁に好返球し、得点を阻止した)
 
広澤氏「入る位置、送球、完璧でしたね。いやあ、上手かったですね」
 
(3回も広島一死2、3塁で、田中のゴロを前進守備でさばいてバックホーム。得点を阻止した)
 
広澤氏「非常に難しいバウンドも上手く合わせてます」
 
(6回には広島無死1塁で、ショートライナーをキャッチし、すぐさま1塁に送球してダブルプレー。マウンドの藤川球児が笑顔で讃えた)
 
広澤氏「いや、良かった」
 
(しかし打撃は3打席凡退)
 
広澤氏「器用なんですが、欠点はパワーがない、バットスピードがない。このオフにね、ウエイトをやってね。腕力を付けるのが大事」
 
 

■引退表明後、初のマウンド

 

(6回、every little thing every precious thing が球場内に流れ、藤川球児が登場した)
 
広澤氏「ファンは大喜びですね。いいんじゃないですか」
 
(2死。九里を0-2と追い込む。3球目、うんっと声を出して投げた146キロの直球が高めに外れた)
 
広澤氏「珍しく力みましたね。いや、気持ち分かりますよ。今の1球、感動したなあ」
 
(藤川球児は次球ストライクで三振を取った)
 
濱野アナ「(藤川に)小さく会釈をして九里がベンチに下がります。藤川、声援に応えます」
 
 

■もう一つの中継

 
この日はボックス席中継に合わせて、YouTubeでサンテレビ湯浅明彦アナと、デイリースポーツ松下雄一郎記者が生トークを展開した。
 
松下記者「おおっ、来た!」
 
湯浅アナ「藤川投手ですよ。いやあ甲子園に行きたかった」
 
松下記者「知ってます?  (藤川が) きょうの昼間、タイガースショップに、サングラスかけて行ってる…」
 
湯浅アナ「タイガースショップに、藤川投手自らが足を運んだ! ええっ?  でもみんな気付くでしょう」
 
松下記者「それが気付かれずに、自分のグッズ、大量買いして帰ったと」
 
湯浅アナ「えー」
・・・・・・・・・・・
取材した選手の思い出や秘話など、2人で試合終了まで語り合った。
(浮田信明)

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