丹波市の農園で上品な甘さとやわらかな食感で知られる「西条柿」の収穫がピークを迎えています。
丹波市市島町の桑村農園ではおよそ2・6ヘクタールに西条柿を中心におよそ1300本の柿の木を栽培しています。 西条柿は中国地方が原産の渋柿で、桑村農園では商品にならない柿から作った特製の「柿酢」を使い、農薬の使用を極力減らしながら栽培しています。
ことしは夏の猛暑と悪天候の影響で例年に比べて実りは少ないもののその後、天候が持ち直したこともあり、例年並みの大きさと甘さがある柿に育ったということです。
収穫した西条柿はドライアイスとアルコールで渋抜き処理をすると、上品な甘さとやわらかな食感が楽しめるということで、園内の直売所で販売されています。