兵庫県はインフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行に備えかかりつけ医に電話で相談し、検査や診療を受けられる医療機関を紹介する体制を整えると発表しました。
兵庫県は14日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き医療体制の見直しなどを検討しました。
兵庫県は必要な検査体制の確保と適切な感染防止対策がなされている医療機関を「発熱等診療・検査医療機関」として250カ所をめどに指定する方針で、インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行に備えるということです。
医療機関同士でリストを共有しているため、発熱患者は保健所を通さずかかりつけ医に電話すれば受診できる医療機関を紹介してもらうことができます。
一方、兵庫県では9月1日以降の1週間当たりの新規感染者数の平均が20人未満で推移しているとして入院医療体制を見直し、今後は重症患者に対応できる50床を含めたおよそ300床で運用するということです。