2020年10月12日(月曜日) 17:21 地域・まち

公用車に最高級車「センチュリー」
 井戸知事「安全性など含め適切」

兵庫県知事などの公用車が最高級車に変更され、リース代が上がったことについて、井戸知事は「規定内で、センチュリーは適切だ」と述べました。

兵庫県知事と県議会議長の公用車は走行距離13万キロで更新するということで、去年からトヨタの最高級車「センチュリー」に変更されています。

変更するまでの7年間はレクサスでリース料は総額およそ2800万円、変更されたセンチュリーでは、7年間で総額およそ4200万円となる見通しで、増加額は1400万円に上ります。

変更したことについて県の担当者は「センチュリーが通例で、2012年に更新した際にセンチュリーのハイブリッド車がなかったため、レクサスに変えた。 知事の立場や職責から考えると妥当な車種選択」としています。

これに対し、12日の定例会見で井戸敏三知事は「安全性・性能の面で適切なのはセンチュリーしかない」と公用車の規定を変えるつもりはない意思を明らかにしました。

兵庫県は昨年度の決算見込みで「実質収支」の黒字幅が過去43年で最少の2500万円に減少し、今年度は一層厳しい財政状況となることが予想されています。

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