2020年10月02日(金曜日) 08:24 文化・スポーツ

【阪神】中田良弘氏、藤浪が投げた瞬間「うわっ!」 160キロを連発

■阪神2-0中日

阪神先発の岩田が好投し、今季初勝利。復帰の梅野のソロホームランなどで挙げた2点を、セットアッパー藤浪、抑えスアレスが守りきった。
 

■必死さ伝わる岩田

 
(岩田はテンポよい投球で初回を三者凡退に抑えた)
 
中田氏  「(これまでの)岩田は2ストライク取っても2-2あたりまで行くんですよ。どうしても球数が多くなるんですね。
(きょうは)追い込んですぐ勝負している。いい感じじゃないですかね」
 
(岩田は2回、3回と三者凡退に抑える)
 
中田氏「(岩田は)自分の置かれたポジションを分かってる。年齢的にも。
やっぱ、必死ですよね。見てて伝わりますよね。きょうは勝ってほしいです」
 
(阪神は6回に相手ミスで1点先制。岩田は無失点のまま7回のマウンドへ。
先頭打者を出したが、ダブルプレーで切り抜ける。しかし続く高橋にピッチャー強襲安打を打たれ、矢野監督が交代を告げた)
 
中田氏「この回、投げ切って交代させてあげたかったですね。好投していても、イニング途中で下がると、悔いが残るんですよね」
 
(結果、岩田は勝ち投手となり、お立ち台に上がった)
 
岩田「消えそうで、消えないマジックみたいなのが岩田稔だと思っているので、そういうふうに頑張っていけたらなと思います」
 

■160キロ連発にどよめき

 
(2-0となった8回、藤浪が登場した)
 
中田氏「(藤浪は)リリーフになってやっとバッターと勝負してるなという感じ受けました。今までは自分の悩みの中でマウンドに立っていた」
 
(藤浪は最初のバッター堂上を空振り三振に取り、続く木下への2球目に豪速球を投げ込んだ)
 
中田氏「うわっ! 」
 
(木下は空振り。球速表示は「160km/h」)
 
木内アナ「160キロ、出ました」
 
中田氏「おお、素晴らしい!」
 
(次の球も160キロ。木下をセカンドゴロに打ち取った)
 
中田氏「伸び伸び投げてるからコース的にもいいとこ行きますよね」
 
(3人目の代打井領にも、160、158、160、160、158とストレートを続け、カウント1ボール2ストライクに追い込んだ)
 
中田氏「左足がしっかり乗り出しましたね。悪い時はフラフラしてました。
これであとストンと落ちたら、ほとんど三振しますからね」
 
(その通りに藤浪は変化球を落として空振り三振に取った。中継カメラは、ベンチに戻った藤浪がペットボトルを手にニッコリ微笑むシーンをとらえた)
 
木内アナ「いい表情してますね」
 
中田氏「仕事をやり遂げたというか、笑顔がいいですよね」
 
(試合後、お立ち台に立った梅野が藤浪について語った)
 
梅野「ほんとに晋太郎のね、皆さんの声援というのはすごいなと思ってるし、これからも、どんどん、どんどんね、そういう声援で応援してくれて、そしたら晋太郎もね、ピッチングも自信に変わっていくんじゃないかと」
・・・・・・・・・
次回のサンテレビボックス席は10/6から広島vs阪神戦(マツダスタジアム)を3戦続けて生中継する。
(浮田信明)

LINE

あわせて読みたい

広告

広告

広告

PAGE TOP