10月1日午前、加古川市の繊維製造会社で爆発事故があり、従業員1人が死亡、1人が軽傷です。
1日午前11時半すぎ、兵庫県加古川市尾上町の化学繊維を製造する「オーミケンシ」の工場で爆発があり、従業員の藤原成人さん(53)が死亡しました。
警察によりますと、藤原さんは当時、ひとりで敷地内の建物の2階にある二硫化炭素を貯蔵していたタンクの取り外し作業を行っていたということです。
「ボン」という爆発音を聞いた同僚が駆けつけたところ、藤原さんが下半身から大量に出血しうつ伏せで倒れていて、搬送先の病院で死亡が確認されました。
また、駆けつけた別の従業員1人がのどの痛みを訴え軽症で、警察が詳しい事故の原因を調べています。