県発注のため池改修工事などで入札情報を漏らして現金20万円を受け取ったとして加重収賄などの罪に問われている兵庫県上郡町の元職員の男の初公判が神戸地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。
上郡町の元職員の男(49)は西播磨県民局に派遣されていた2016年から2018年までの間、建設会社の元社長(50)にため池工事など3件の設計金額を教え、見返りに現金20万円を受け取ったとして、加重収賄などの罪に問われています。
9月28日の初公判で男は起訴内容を認め、冒頭陳述で検察側は「男は元社長と一緒にパチンコ店に行き、飲食代を繰り返し支払ってもらっていた」と述べました。