2020年09月28日(月曜日) 16:38 事件・事故

神出病院元看護助手に懲役7年求刑 精神疾患の患者虐待事件

神戸市の病院で精神疾患のある患者を虐待したとして看護師らが逮捕された事件で、主犯格とされる元看護助手の男に対し、検察側は懲役7年を求刑しました。

神戸市西区の神出病院の元看護助手の男(27)は、2018年9月から2019年11月にかけ、元看護師らとともに、精神疾患で入院している男性患者同士にキスをさせたり、逆さにしたベッドの下に閉じ込めたりしたとして、準強制わいせつや監禁などの罪に問われています。これまでの裁判で男は起訴内容を認め、検察側は男が主犯格と主張しています。

28日神戸地裁で開かれた公判で、検察側は「尊厳を踏みにじる執拗かつ卑劣な犯行」として、懲役7年を求刑。 一方、弁護側は、「男は犯行時に撮影係をすることで同僚の中で存在価値を高めたかった。犯行を主導したわけではなく、主犯格とは言えない」などと述べました。 判決は10月12日に言い渡されます。

LINE

あわせて読みたい

広告

広告

広告

PAGE TOP