新型コロナウイルスの影響で多くの音楽イベントが中止や延期となる中、神戸港で車に乗ったまま生演奏を楽しめる催しが開かれました。

神戸メリケンパークオリエンタルホテルの西側を会場に開かれたのは「ドライブインライブ」です。 これまで市内で多くのライブイベントを行ってきた主催者が新型コロナウイルスの感染拡大を防止しながら安心して生演奏を楽しんでもらおうと、車に乗ったまま音楽を聴ける催しを企画しました。

車同士の間隔を4メートル空け30台、およそ120人の客が来場。 密を避ければ車の外に出て演奏を楽しんでもよいというルールのもとで、5組のアーティストがステージに立ちました。

【観客は】
「気持ちがいい。ライブに来るのはとても久しぶりです」
「開放的で最高です」

主催したディープ　サワダニさんは「新型コロナウイルスの影響でいろいろなミュージシャンが仕事がない。でもドライブインライブならミュージシャンだけでなく、落語も漫才もできる。そこが開催の目的だった」と話しました。

神戸港には潮風とともにさわやかな音楽が響いていました。