2020年09月26日(土曜日) 06:47 事件・事故地域・まち

牛肉や豚肉の食肉偽装事件 不正で得た利益約1830万円か

神戸市の精肉卸会社の食肉偽装事件で、不正で得た利益がおよそ1830万円に上ることが分かりました。

不正競争防止法違反の疑いで送検されたのは、兵庫県神戸市東灘区にある精肉卸会社の元社長の男(60)です。

警察によりますと元社長は2017年5月から2019年1月までの間に、牛肉およそ105キロを和牛と偽ったり、豚肉およそ75キロをブランド豚と偽ったりして販売した疑いが持たれています。

また、警察は9月25日、元社長とともに不正に販売したとして元従業員の56歳の男性と38歳の女性を書類送検しました。

警察によりますと、牛肉などの入荷と出荷の伝票を調べたところ、不正で得た利益はおよそ1830万円とみられるということです。

調べに対し、元従業員らは「社長の指示でやった」と供述し、元社長は「従業員が勝手にやった」と否認しているということです。

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