2020年09月25日(金曜日) 17:32 事件・事故

元看護師の男に初の実刑判決
 神出病院の虐待事件 

兵庫県神戸市西区の神出病院で精神疾患のある入院患者を虐待したとして準強制わいせつなどの罪に問われた元看護師の男2人に対し神戸地裁は9月25日、懲役2年の実刑判決を言い渡しました。

準強制わいせつなどの罪に問われていたのは、神出病院の27歳と35歳の元看護師の男2人です。

判決によりますと27歳の男は2018年から2019年にかけて、男性患者同士を無理やりキスさせるなどし、35歳の男は2019年、男性患者同士でわいせつな行為をさせたほか、ホースで水や湯を掛けました。

25日の判決で神戸地裁の小倉哲浩裁判官は、「看護師としての使命に反し、患者の人間としての尊厳を踏みにじった」としたほか、2人は「積極的に関与していて服役により責任を果たさざるを得ない」として懲役2年の実刑判決を言い渡しました。

神出病院の虐待事件を巡っては合わせて6人が起訴されていますが、実刑判決が言い渡されたのはこれが初めてです。

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