兵庫県香美町でことしも地元特産の二十世紀梨を使ったワインの仕込みが始まりました。
兵庫県香美町の食品会社「トキワ」は地元の特産品の二十世紀梨を使い30年以上前から梨ワインの製造を続けています。
作業場に地元産と鳥取県産合わせて14トンの梨が運び込まれ、丁寧に水洗いしたあと搾った果汁に酵母を加え、2週間かけて低温発酵させます。 アルコール度数が8度まで高まると梨ワインが完成します。
ことしは梅雨の時期にしっかりと雨が降り、そのあと好天が続いたため糖度が高い梨が育ち、例年以上の仕上がりが期待できるということです。
今シーズンはスパークリングワインも含めおよそ2万1000本の梨ワインを製造する予定で、12月中旬に瓶詰めし年明けに販売が始まるということです。