水の性質や水道の仕組みが学べる「神戸市水の科学博物館」が今月末で閉館することが分かりました。
「神戸市水の科学博物館」は大正時代に建てられた浄水場の関連施設を保存活用して1989年に開館し、神戸市の水道事業について見て・触れて学べる拠点として親しまれてきました。
しかし、新型コロナウイルスの影響で、ことし3月から5月にかけて休館。 6月以降も体験型の展示が多いことや換気が十分にできないことなどから芝生広場など屋外を除き建物内の見学を休止していて、神戸市では「水道事業広報拠点として使い続けることは難しい」と今月末での閉館を決めたということです。
建物は国の登録有形文化財になっており神戸市は別の用途での活用を検討しています。