2020年09月23日(水曜日) 12:10 地域・まち

井植文化賞に神戸市北区の助産師
 24時間体制で妊婦の相談など

様々な分野で活躍した兵庫ゆかりの個人や団体に贈られる「井植文化賞」に24時間体制で妊婦の相談に応じる「小さないのちのドア」を助産院に併設して活動する神戸市北区の助産師が選ばれました。

社会福祉部門で選ばれたのは、1993年に神戸市北区で「マナ助産院」を開設した永原郁子さんです。

永原さんは、2000年に助産師仲間と「いのち語り隊」としていのちと性の大切さについて、年間150カ所で講演したほか、2018年には思いがけない妊娠に悩む女性の相談に24時間体制で応じる「小さないのちのドア」を開設し、これまでにのべ9000件近くの相談に応じてきました。助産師の育成や地域母子保健の発展に貢献したことが評価されました。

井植文化賞は兵庫県出身で三洋電機の創業者でもある井植歳男さんの遺志を継ぎ創設され、ことしは6部門で個人3人と3団体が受賞しましたが、ことしは新型コロナウイルスの影響で表彰式は見送られました。

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