2020年09月14日(月曜日) 11:27 地域・まち文化・スポーツ

【阪神】中田良弘氏、「藤浪をまた見たい」

■阪神7-6広島

激しい点の取り合いとなったが、阪神が陽川の決勝ホームランで4連勝。先発の藤浪は4回途中で降板。

■自分と戦っている

(初回、マウンドに藤浪が上がる)

中田氏「前回、打たれてますけど(11失点)、いい調整して、またマウンド上がれるんですから。すごく楽しみです、きょうは」

「藤浪を見ていて、いつも自分と戦っているイメージがある。きょうはバッターと勝負してほしいですね。とにかく抑えるんだ、というね。そういう思いって、いいフォームに変わってくるんですよ」

「藤浪のいい時は、左足1本で立てるぐらい(安定していた)」

(投球のスロービデオを見ながら)

「踏み込んだ左足がズレるでしょ、投げる瞬間も。(投球に)ばらつきあるのは下(下半身)ですね。下さえ決まれば、上半身は自然に付いてくるんですけどね」

(いきなりヒットと四球で一死1、2塁とされ、4番鈴木誠也に先制3ランを浴びる)

「(ボールが)シュートして入って来ましたけど、一振りで決めるのは素晴らしい」

◾️躍動感出てきたが

(その裏、阪神もすぐさま2点を返した。3回、藤浪は3番堂林に152キロのストレートでストライクを取る)

中田氏「おお、いいですね。フィニッシュ決まってるでしょ。悪い時、グラっとお尻がファースト側、行っちゃいますからね」

(堂林を三振に取り、鈴木・松山も退けて三者凡退に)

「徐々に力抜けて、躍動感的なものが出てきました。バッターに向かい出したという感じしますよね」

(5-3と阪神が逆転。しかし4回、藤浪はヒット2本で一死2、3塁とされ、代打長野にフルカウントから投げた外角高めの球をボールと判定された)

「うおお、いいボールでしたけどね…」

(ここで矢野監督はピッチャー交代を告げた)

「本来なら続投だと思うんですけど、(3回、無死1、2塁で)大山にバントさせましたね。どうしてもきょう、勝ちたいんですよね、矢野監督は」

■もっと向かって行け

(試合後の監督インタビュー)

矢野監督「晋太郎自身も勝負行った結果なんでね、仕方ないと思いますし、才能持ってるピッチャーなんでね、思い切って、また投球してもらいたいなと思います」

中田氏「きょうの藤浪はいいボールと悪いボールがはっきりした。特に初回は下半身が決まらなかった。でも2回以降は下が安定してきて、それなりのボールを投げ出した。だからあとは自信持って、もっと強い真っ直ぐでバッターに向かって行ったら、大丈夫でしょう。
また見たいですよ。見たいですね」

・・・・・・・・・・
次回のサンテレビボックス席は9月19日 中日×阪神戦をナゴヤドームから生中継する。

(浮田信明)

 

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