2020年09月11日(金曜日) 17:10 地域・まち文化・スポーツ

「六甲ミーツ・アート」あす開幕
 六甲山で現代アートを楽しむ

六甲山を舞台にした現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート」が開幕を前に報道陣向けに公開されました。 「六甲ミーツ・アート」は六甲山の自然の中を散策しながらアートを楽しむイベントです。

六甲山の活性化を図ろうと2010年から開催されていて、ことしは12の会場で合わせて44組のアーティストが参加しています。

六甲枝垂れに展示されているのは、カフェやホテルの客室など六甲山上に実際にある5つの施設を再現した作品です。

食べ終えた食器や席を立ったあとの椅子など、細部にまでこだわって作られていて、まるでついさっきまで人がいたような気配を感じます。 また、作品の窓越しに背景に広がる空や木々などの自然を楽しむこともできます。

オルゴールミュージアムの中庭に並ぶ10体の鳥の彫刻は、背中に触れると六甲山で録音した鳥の鳴き声やオルゴールの音色を加工した音が辺り一帯を包み込みます。 それぞれが違う音色を奏でるので、音の組み合わせを楽しむこともできます。

斜面に並ぶ100枚のTシャツは大阪府立天王寺高校の美術部の生徒たちが手掛けた作品です。 Tシャツにはケーブルカーや六甲ガーデンテラスなど六甲山で見られる風景が描かれていて、白から青のグラデーションで波打つ海面を表現しています。

自然を満喫しながら現代アートを楽しめる「六甲ミーツ・アート」は9月12日から11月23日まで開かれます。

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