豊岡市の美術館で風景画を得意とする地元出身の絵本作家、羽尻利門さんの原画を集めた特別展が開かれています。
広がる青空に沸き立つ入道雲のほか、生き生きと走り回る子どもたち。 羽尻利門さんが描くふるさとの風景です。
豊岡市立美術館「伊藤清永記念館」で開かれているこの特別展では、絵本や児童書、それに教科書の挿絵などを手掛ける絵本作家 羽尻利門さんの原画およそ50点を紹介しています。
羽尻さんは豊岡市但東町で生まれ、2歳のときに京都市へ引っ越しましたが祖父母の住む但東町へ時折遊びに来ていたということです。
作品には作者の心に残るふるさとの風景が鮮やかなタッチで再現されています。 この特別展は、9月27日まで開かれています。