2020年09月10日(木曜日) 15:26 地域・まち

校長と教頭への昇任試験を廃止
 神戸市教育委員会

来年の春の人事異動に向け、神戸市教育委員会が校長と教頭に昇任するための試験を廃止し、本人の意向と面談で決める制度に変えることが分かりました。

神戸市教育委員会によりますと、昇任試験は毎年11月から12月に筆記試験と面談を実施していました。

しかし、近年は管理職としての重責や多忙さを理由に校長や教頭への昇任を希望せず、競争倍率は中学校の教頭で2008年度が8.78倍だったものの、2019年度にはおよそ2倍にまで落ち込むなどなり手不足が深刻化しているということです。

このため、今年度から試験を全て廃止し、本人の意向調査と面談などで昇任するかどうかを判断する制度に変えることで、神戸市教育委員会は「質の高い職員を確保・育成していきたい」としています。

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