神戸市北区の放課後等デイサービスで14歳の女子中学生を虐待したとして施設長の男らが逮捕された事件で、神戸市が監査に着手し行政処分を検討していることが分かりました。
神戸市北区の放課後等デイサービス「HOALOHA(ホアロハ)」の施設長の男(45)ら2人は、ことし5月と6月に施設内で知的障害のある14歳の女子中学生をたたいたなどとして、暴行の疑いで逮捕、9日送検されました。
神戸市によりますと「HOALOHA」は一般社団法人「笑楽育」が2014年の9月に市の指定を受け運営し、小中高生14人が利用しているということです。
市は事件を受け、7日午後に障害者虐待防止法などに基づく監査に着手し、行政処分の検討を始めていて、同様の施設などに対しても虐待などが疑われる事案があれば通報するよう通知することにしています。
調べに対し、2人は容疑を否認しているということです。 警察は日常的な虐待がなかったかや他にも被害者がいないかなど詳しく調べています。