出演者やスタッフが相次いで新型コロナウイルスに感染し、休演していた宝塚歌劇団が、3日から大劇場での公演を再開しました。
およそ1カ月ぶりの再開となった宝塚大劇場の前には、開演の1時間以上前から、3日の再開を待ち焦がれた多くのファンが訪れました。
宝塚歌劇団では、花組の舞台「はいからさんが通る」の公演期間中に出演者やスタッフなど合わせて13人が新型コロナウイルスに感染し、クラスターに認定されたことから休演していました。
劇団によりますと、今回の再開にあたり感染対策として、1回の公演で使用する客席をこれまでの最大2500席からおよそ3割減らしているほか、出演者と観客との距離をとるよう、演出を一部変更しているという事です。花組の舞台「はいからさんが通る」の公演は5日まで行われます。