今シーズン限りでの現役引退を表明した阪神タイガースの藤川球児投手が1日午後、西宮市内で記者会見しました。
藤川球児投手(40)は高知県出身で、1999年にドラフト1位で阪神に入団、「火の玉」と称された剛速球を武器に2005年と2006年に最優秀中継ぎ投手、2007年と2011年に最多セーブのタイトルを獲得しました。
今シーズンは抑えとして開幕を迎えたもののコンディション不良で2軍で調整していました。
会見で藤川投手は「6連戦中に全て登板する準備をするのがモットーだったが、今シーズンが始まって2回連投になることすら厳しいと思った」と引退の理由を明らかにしました。
藤川投手は日米通算250セーブまであと5つとなっていて1軍復帰が待たれます。