2020年08月31日(月曜日) 12:23 事件・事故

増水した側溝で流され男性死亡 1時間に11.5ミリの雨

30日、神戸市兵庫区で急激な雨により増水した側溝に、83歳の男性がはまり、流されました。 男性はその後、心肺停止の状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。

30日午後6時すぎ、神戸市兵庫区荒田町の側溝で、「人が流された」と近隣住民から通報がありました。

警察によりますと、流されたのは、近くに住む男性(83)で、およそ30分後、7メートルほど先の水中で発見されました。男性は、すでに心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認されました。側溝は、幅がおよそ40センチ、深さはおよそ70センチで、一部、ふたがありませんでした。

神戸地方気象台によりますと、神戸市中央区では、30日午後5時からの1時間で、11.5ミリの雨が降っていたということで、側溝が増水していたとみられています。 神戸市は、詳しい現場の状況を調査した上で、必要に応じて対策を検討する予定です。

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