実りの秋を前に豊岡市では、一足早く稲刈りが始まっていて、26日、初出荷を迎えた新米の出発式が行われました。
初出荷を迎えたのは、極早生品種の「ちほみのり」およそ12トンで、次々とトラックに積み込まれていきました。
兵庫県北部の但馬地域では、豊岡盆地を中心に、極早生の多収穫米の栽培が盛んで、ことしは長雨の影響で生育が心配されましたが、梅雨明け以降は好天が続き、稲の出来はまずまずだということです。
JAたじまでは、今シーズンは例年よりも多い1万2000トンの出荷を見込んでいて、出荷された新米は、コープこうべの店頭などで販売される予定です。