2020年08月24日(月曜日) 17:46 事件・事故

工事の入札情報を業者に漏えい 新温泉町係長の男に有罪判決

町が発注する工事で入札情報を業者に漏らしたなどとして官製談合防止法違反などの罪に問われた兵庫県新温泉町の係長の男に対し、神戸地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

新温泉町上下水道課施設係長の男(46)は町が発注し、2019年6月に入札があった浄水場の整備工事で、建設会社社員の男(62)に対し、設計価格などを教え、落札させたとして官製談合防止法違反などの罪に問われていました。 これまでの公判で係長の男は、「工事の質が良く、受注してもらえば自分の仕事が楽になると思った」などと述べていました。

24日の判決で神戸地裁の村川主和裁判官は、「円滑に業務を進めるためだったとはいえ、公務員としての任務に背いたことを正当化できるものではない」と指摘。 一方で、「反省の態度を示している」などとして、下雅意被告に懲役1年、執行猶予3年を言い渡しました。

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