兵庫県佐用町で20人が犠牲となった水害から8月9日で11年を迎え、遺族や地元住民が献花台に花を供え犠牲者の冥福を祈っていました。
佐用町では、2009年8月に発生した豪雨災害で、死者・行方不明者があわせて20人にのぼり、住宅およそ1800棟が浸水などの被害に遭いました。
例年、およそ100人が献花に訪れますが��今年は新型コロナウイルスの感染防止のために、一度に集まる人数を減らすなど規模を縮小。
孫と義理の娘を亡くした遺族の男性は、「思いがけないことが起こるのが自然災害」とこれまでの11年を振り返り、亡くした家族に思いを馳せていました。
参列者は災害の教訓を胸に刻み、防災への誓いを新たにしていました。