神戸市東灘区の障害がある児童の放課後等デイサービス施設で小学生の児童5人と職員5人の合わせて10人が新型コロナに感染し、市は8日、クラスターが発生したと発表しました。
神戸市によりますと、東灘区にある障害がある児童の放課後等デイサービス施設「ガリレオ東灘」で男子小学生5人と20代の女性職員4人の合わせて9人の感染が確認されました。
市はクラスターが発生したと判断しています。 この施設では40代の男性職員が8月6日に感染が確認されていました。
また、男性はこの施設と同じ系列の灘区の「ガリレオ六甲道」の2カ所で、暑いという理由で勤務中にマスクを外すことがあったということです。
「ガリレオ六甲道」では児童や職員をPCR検査しましたが、今のところ感染者は確認されていません。
8日現在、2カ所とも休業していて神戸市はさらに濃厚接触者が増えるとして調査を進めています。
このほか、神戸市は市立医療センター中央市民病院の20代女性の受付のスタッフと財政局の20代の男性職員などの感染を明らかにしています。