75年前の6日、広島に原子爆弾が投下されました。 神戸では当時の街を記録した写真などを通じて平和の大切さを考える写真展が開かれています。
苦痛に耐えながら傷の手当の順番を待つ母子の写真。呆然としたその表情からは原爆による被害のすさまじさが伝わってきます。
神戸・ハーバーランドの「デュオぎゃらりー」で開かれているこの写真展は神戸市原爆被害者の会が毎年、この時期に開いています。
会場では日本原水爆被害者団体協議会が2010年に国連に持参した原爆被害の実態などを伝えるパネルを今回初めて展示。
このほか、壊滅した広島の街をとらえた写真や後遺症を負いながらも平和の大切さを語り続けた被爆者の生涯も紹介されています。この写真展は8月11日まで開かれています。