2020年08月06日(木曜日) 13:04 地域・まち

牛の熱中症対策グッズ
  丹波市の作業服販売会社が開発販売

丹波篠山市の「兵庫田中畜産」。
神戸ビーフのもとになる但馬牛の繁殖や肥育などを行っています。

牛舎の中では飼育スタッフが牛の首に何やら布のようなものを巻いています。

「着けるときや外すときは嫌がりますが、つけてる時は涼しそうな感じしてます」

涼しそうと語るマフラー、その正体とは?

丹波市の作業服販売会社「オオツキ」。
店内には仕事用のユニフォームや作業道具などが並びます。
そんなオオツキが今月発売した新たな商品が…

「それはこちらの商品になります。
接触冷感マフラーの『モーっとクール』です」

牛用の接触冷感マフラーその名も「モーっとクール」。

体力が低下している産前産後の親牛や脱水症状に陥りやすい子牛の暑さ対策グッズです。
使い方は簡単、人間が熱中症対策に使う冷感タオルと同様に水で濡らして首に巻くだけ。

「うちは本業が作業服ですが、作業服メーカーさんが出されている人間の首に巻くものを牛用にしたのがこちらの商品でございます」

牛用マフラーの開発を主導したのは大槻恵美さん。
実はオオツキは去年、寒さに弱い子牛の体温維持をサポートする電熱線入りマフラー「ぬっくモーる」を販売しました。
子牛の体調や外の気温に応じて3段階の温度調節が可能でいずれも子牛が低温火傷をしない温度設定となっています。

開発のきっかけは、大槻さんが作業服の販売で北海道を訪れた時のことでした。

「私も実際、農家さんで子牛の世話をしましたら目の前で亡くなっていく子牛を見ました。
それを見て何とかできないかなという思いからさせていただきました。
それまでは一切と牛とは縁がない生活をしてました」

寒さ対策に続き、牛用マフラーの第2弾となったのが暑さ対策。
およそ8時間冷たさが持続するとされ、何度も試作を繰り返し商品の完成に至りました。

兵庫田中畜産では
親牛の餌の食いが落ちないことや子牛の夏バテ防止などを期待していて、
効果があれば他の子牛にも使用する予定です。

「親牛よりもどちらかというと小さい子牛の方が気温が変化に弱いので、日々快適に過ごしてもらい、たくさん餌を食べてもらっていいお肉になってもらいたい。こういう商品を使うことによってしっかり食べてくれたら僕らはうれしいです」

実際に牛舎を見学した大槻さん。
この商品を通じて牛の体調管理はもちろん、農家で働く女性の手助けになればと考えています。

「胸がいっぱいになりました。お役に立てるようにと祈るばかりです。
結局、牛が病気にならなかったら女性の時間ができると思うので、健康で大きく育ってくれるのが一番だと思います」

「モーっとクール」で夏の暑さも、モー大丈夫!

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