夫を包丁で切りつけ殺害しようとした疑いで、神戸市に住む33歳の女が逮捕されました。

女は夫に向けてボーガンを撃ったともみられています。

殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、兵庫県神戸市兵庫区に住む無職の女（33）です。

7月26日午前6時ごろ、女から「夫を包丁で刺した」と警察に通報がありました。

警察などが駆け付けると、自宅で女の夫（36）が首から血を流していたため、すぐに病院に搬送されました。

夫の命に別条はないということです。

警察によりますと、夫は頭を何かがかすめたことで目が覚めたと話しているほか、部屋にはボーガンと1本の矢が落ちていたことから、警察は女が包丁で夫を襲う前にボーガンを撃ったとみています。

調べに対し女は「間違いない」と容疑を認めているということで、警察はボーガンの入手時期や経路を調べています。

6月、宝塚市では男女4人が頭や首をボーガンで撃たれて死傷する事件が起きていて、県はボーガンの所有者に住所や名前の届け出を義務付ける条例の制定を目指しています。