■阪神2-4広島
今季初登板の藤浪は5回まで無得点に抑えたが、6回、ピレラに逆転満塁弾を浴びた。阪神は広島のルーキー森下に大山の2ランのみ。阪神の貯金はゼロとなった。
■初回は力で抑えた藤浪
(藤浪は初回、連続ヒットで一死1塁3塁とされたが、鈴木誠也をダブルプレーに打ち取った)
木内アナ「力で抑え込みましたね」
真弓氏「抜けたボールがなかったのと、リキみ気味に投げたのが良かった。リキんだボールが抜けなかったので、彼も安心したんじないですか」
■大山が先制2ラン
(阪神は初回、ニ死1塁で大山が登場)
真弓氏「森下は真っ直ぐはいいコースに決まっているが、変化球が甘く来てる」
(カウント2-2)
真弓氏「真っ直ぐ2つ来ましたから、変化球くるんじゃないかなと思うんですけど…」
(大山は変化球を強振し打球は左中間スタンドへ)
真弓氏「わぁ〜。ラッキーですよね、大山。インコース甘い所に変化球でしょ」
■6回に暗転
(5回までゼロに抑え、勝ち投手の権利を得た藤浪だが、真弓氏は懸念を示した)
木内アナ「藤浪は5回まで68球。尻上がりに調子を上げてるかなと…」
真弓氏「いや、分からないですね。68球というのは変ですね。カープが早打ちして助かってる。打線が狙い球を絞ったらどう変わるか」
(6回、藤浪は制球が乱れ、ヒットと連続四球で一死満塁。打席の松山にもボールが3球続いた。中継カメラは両手を合わせて祈る観客を映した)
木内アナ「テレビの前のファンの皆さんも、こういった気持ちでしょう」
(藤浪はストライク、ファールでフルカウントとし、低め一杯のストライクで松山を見逃し三振に打ち取る)
真弓氏「よく(ストライク)取ってくれましたよね」
(しかし続くピレラがライトスタンドに満塁ホームランを叩き込んだ)
真弓氏「アウトコースのボールがシュート回転で中に入ってきた。振り遅れてライトに行った感じがするんですけど」
木内アナ「外国人のパワーですか」
真弓氏「そうですね」
■打たれた次の回が大事
(藤浪は7回もマウンドに立った)
真弓氏「藤浪にとって非常に大事なイニングになりますね」
木内アナ「と言いますと」
真弓氏「このイニング、立ち直って、いいピッチングすると、次もう1回、投げさせてみようかなという気持ちになる」
(しかし北條のエラーと四球で無死1塁2塁となり交代を告げられた)
真弓氏「こういう代わり方すると、なかなか"次に"という気持ちになれないですね。
ここを抑えてくれないと、やっぱりか、立ち直ってないのか、と見てしまいますね」
(試合が終わって)
真弓氏「藤浪はまだまだかなという感じしますね」
木内アナ「もう一度見たい気もするんですけど」
真弓氏「本来のピッチングをすればすぐに勝てるピッチャーですから皆んな期待してますよ」
次回のサンテレビボックス席は7月30日にヤクルト✖️阪神戦を神宮球場から生中継する。
(浮田信明)