（木内アナ）
今回はですね、メジャーなレジャースポットではなくて、知る人ぞ知るある面白いものがありますので行きましょう。

今回木内アナが案内するのは観光スポットでもお店でもなく、東播磨生活創造センターかこむ。
一緒に案内してくれるのは川口和也さんです。

（木内アナ）紹介したいのはこちらです。「播州弁缶バッジ」。
（朝田アナ）えっ、播州弁の？

（シミンズシーズ　 川口和也さん）
平成21年ごろから播州弁に愛嬌や親しみを持ってもらおうと、当時のスタッフがガチャにしてこちらに設置させていただきました。

播州弁をモチーフにした缶バッジ。姫路市や高砂市・加古川市など、播州地域で使われている播州弁は荒々しくちょっと怖いイメージがあるとも言われ、関西でも独特な方言として有名です。

（木内アナ）ここで播州弁クイズ対決！

木内アナと朝田アナの播州弁クイズ対決。それぞれガチャガチャを回し、出た播州弁の意味を当ててもらいます。3回勝負。ジャッジは川口さんです。

（木内アナ）正解数が多いほうがかつめしをおごってもらうことにしましょう。

かつめしを懸けた播州弁クイズ対決スタート！先攻は木内アナです。

【木内アナ1回目『あかんのかいや』】

（木内アナ）
これ簡単じゃないですか？「だめじゃないの」ってことですよね？
（川口さん）
ちょっとバツかな。「いけませんか？」みたいなイメージですね。
微妙なニュアンスの違いですね。
（木内アナ）
難しいな、細かいですね。川口さん厳しいですね。
（川口さん）ここは播州弁に厳しく！

「だめじゃないの！」ではなく「いけませんか？」と聞くようなニュアンスなんだとか。
奥が深い播州弁。続いては朝田アナの番です。

【朝田アナ1回目『へらへえと』】

（朝田アナ）
へらへえと？何？へらへえと？
全然想像つかない。難しい。「全然減らない」とか？
（川口さん）
バツです！これは「たくさん」という意味になります。
（朝田アナ）えっ、逆に？
（川口さん）
「お前、へらへえと食べてほんまに痩せる気あるんか？」という感じですかね。

1回目は二人とも不正解。

【木内アナ2回目『さんこ』】

（朝田アナ）何ですかね？
（木内アナ）「掃除する」！
（川口さん）近いです。「おもちゃさんこにせんと」（という使い方）
（木内アナ）ああ、分かった！
（朝田アナ）ちょっと待ってください！1回だけです。何回も答えちゃいけない。
（木内アナ）「散らかすな」？
（川口さん）正解です。
（朝田アナ）えー…。

優しい川口さんを味方につけた木内アナがここで1勝。納得いかない様子の朝田アナですが、気を取り直して続いての問題です。

【朝田アナ2回目『よいやさ』】

（木内アナ）これはもう、なんぼなんでも。
（朝田アナ）これは掛け声。「よいやさ」って掛け声ですか？
（川口さん）正解です！

祭りなので見られる掛け声「よいやさ」。これはよく聞く方言ですよね。

ここで少しブレイクタイム。こうした楽しめる播州弁。最近はこんな動画もあるんです。

こちらは高砂市の播州弁ラジオ体操。自宅で気軽に出来る運動をと、動画は2020年の5月から公開。威勢のいい掛け声で運動不足やストレス解消にもなります。

さらにこちらは加古川市出身のミュージシャン・LINO LEIAさんが配信しているものです。自身の楽曲を紹介するyoutubeチャンネルで播州弁を教える動画を製作しています。

英語が堪能なLINO LEIAさんがちょっと分かりやすく解説。外国からコメントが来るなど、播州弁は色々な形で広がりを見せています。

話は戻ってクイズ対決へ。1－1のまま最終決戦です。

【木内アナ3回目『ずつない』】

（木内アナ）頭痛くないとかかな。「頭痛ない」？「元気ない」！
（川口さん）…バツ！食べ過ぎて気持ち悪い状態（の意味）。

木内アナ、ここで正解ならず。ここで朝田アナ、正解すればかつめしゲットです。

【朝田アナ3回目『べっちょない』】

（朝田アナ）あれ？なんか聞いたことある。
（川口さん）
使い方は「べっちょない、べっちょない。それべっちょないで」
（朝田アナ）大丈夫やで…「大丈夫やで」！
（川口さん）正解です！
（朝田アナ）やったー！

ということで播州弁クイズ対決の結果は2－1で朝田アナの勝利。

（木内アナ）…じゃあ、かつめしおごります。

木内アナ、べっちょない、べっちょない！