兵庫県立美術館では、動かない美術作品の「動き」に注目した展示が行われています。
歩く犬の動きを表現した作品や船を揺らす波と水面を照らす光。 また刻々と変化する自然を描いた「無題(港)」などの作品が展示されています。
兵庫県立美術館で開かれているコレクション展「動く!美術」では、本来は「動かない」美術の「動き」に注目し、動き回る人物や動物、そして1日の中の時間や季節で変化する自然などの動きを表現した作品が並んでいます。
絵具を垂らし、全身を使って描かれた作品は、創作する際のエネルギーを感じさせます。
コレクション展「動く!美術」は、兵庫県立美術館で2020年9月まで開かれています。