国内外で活躍するダウン症の書道家、隅野由子さんの作品展が26日から神戸市西区の百貨店で開かれています。
2020年8月、29年の歴史に幕を閉じる神戸市西区のそごう西神店。 地元に根付いた百貨店として親しまれ、西区に住む隅野さんの作品展もこれまで6回開かれてきましたが、閉店まで残り2カ月となり、今回が最後の開催になります。
26日から始まった「感謝の気持ちを書にこめて隅野由子作品展」ではこれまでの歩みに関する「感謝」をテーマにした作品およそ25点を展示。 会場には過去にここでの展示会を訪れた隅野さんのファンも足を運び、作品に見入っていました。この作品展はそごう西神店5階特設会場で6月30日まで開かれています。
また、1階フロアには「感謝と笑顔 最後まで この街と一緒に」との文字も。こちらはそごう西神店の依頼を受け、隅野さんが書いたものです。 そごう西神店では250人の従業員が作品をデザインしたTシャツを着用し、これまでの感謝を伝えています。
Tシャツの着用と1階フロアの展示は閉店する8月31日まで行われます。