6月4日、宝塚市の住宅で家族ら4人がボーガンで殺傷された事件で、殺人の疑いで再逮捕された男の自宅から穴の開いた本が見つかっていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
この事件は6月4日、宝塚市安倉西の住宅で家族4人がボーガンで頭や首を撃たれ、祖母など3人が死亡、伯母が重傷を負ったもので、警察は26日殺人の疑いで無職の男(23)を送検しました。
男は同居する祖母(75)と弟(22)、それに別の場所で暮らしていた母親(47)にボーガンの矢を撃って殺害した疑いが持たれています。捜査関係者によりますと、男は「早朝に祖母から撃った」などと供述しているほか、自宅からは穴の開いた本が見つかっていたということです。
警察は男がボーガンを撃つ練習をするなど周到に準備をしていた可能性もあるとみて捜査しています。