2020年06月24日(水曜日) 18:27 地域・まち

【特集】水曜ふむふむ 福崎町で妖怪グッズ探し

やってきたのは兵庫県福崎町。妖怪の人形が町のいたるところに点在し、「妖怪の町」として知られています。

(朝田アナウンサー)
妖怪の町・福崎で日常生活には欠かせない「アレ」を探しに行きたいと思います。

日常生活に欠かせない「アレ」とは…。妖怪のいる場所が描かれた地図を片手にいざ街へ。

(朝田アナ)あっ、いました!「猫また」

精肉店「グルメミートにしおか」の前に設置されているのは、猫の妖怪・猫またです。

(グルメミートにしおか 藤田舞さん)
猫または尻尾が分かれているんです。ちょっと癒し効果もあるような、かわいい感じの妖怪かなと思ってます。

人間の仕草を真似た妖怪ベンチは、猫またをはじめ現在町内に14体設置されていて、観光客などから大人気。街の賑わい作りに貢献しています。

(藤田さん)
うちにとっては招き猫のような感じです。

続いては、喫茶店「サタディサン」の前にある、子泣きじじい。なんと、顔には大きなマスクを着けています。

(サタディサン 石原肇夫さん)
安倍首相が4月1日に(マスク配布の)発表があって面白いなと思って。「コロナ退散」ということで。

大きな顔に小ぶりのマスクがどこかユーモラスな子泣きじじい。インパクトは十分です。安倍総理が全世帯に布マスクを2枚づつ配布すると表明した4月上旬から3か月近く着けたままだそうです。

さらに、食品スーパー「ひのストア」に設置されている、スマホをかざして自撮りする鬼にも使い捨てのマスクが。
誰が、いつ着けたかもわかっていないようで、何となく外すことができないそうです…。ピンクのマスクが似合ってますねぇ。

「コロナ退散」。人も、そして、妖怪もウイルスの終息を願っています。

(石原さん)
ワッペンまで作って、子どもらに持って帰ってもらおうかと思って。
「コロナ退散」を願って。お札みたいなもんですけどね。

福崎町で話題になっているのはマスク姿の妖怪だけではなく、日常生活に欠かせないアレも。

(朝田アナ)福崎ならではの人気商品があると聞いてきたんですが。
(福崎町観光協会 利根川智子さん)
やはりマスクが人気ですね。

こちらが「ガジロウさんのマスク」。男性用・女性用に加え、キッズ用もあります。

「ガジロウ」といえば、もちろんこのこと。辻川山公園の池に出没する、赤色の河童のことです。マスクにはかわいらしくデフォルメされた河童のガジロウがプリントされています。

(利根川さん)
みなさんマスクが必要ということで、たくさんの方に注文いただいています。
「今日もいい日でありますように。」平和を願うメッセージのような。

通常版の売れ行き好調に伴い、6月から新しく夏バージョンも開発されました。涼しげな水色をメインカラーに、通常版より薄手でサラッとした生地を使用しています。

(朝田アナ)口元にゆとりができますね。ちょっとひんやりとした感じで気持ちいいです。

(利根川さん)たくさんの方たちに福崎町に来ていただいて、妖怪たちと楽しんでいただけたらと思います。

妖怪の町・福崎町でいま話題の「マスク」。ガジロウのマスクを着用し、マスク姿の妖怪を見学してみてはいかがでしょうか?

LINE

あわせて読みたい

広告

広告

広告

PAGE TOP