加西市にある太平洋戦争中に使われていた防空壕で、当時の特攻隊の記録をまとめた映像が上映されました。
上映会は、加西市の鶉野飛行場跡地の近くにある防空壕で行われました。
鶉野飛行場では、太平洋戦争中、「白鷺隊」と呼ばれる姫路海軍航空隊のパイロットを養成していましたが、戦争末期には、戦局の亜悪化から63人の隊員が特攻隊として出撃し、命を落としました。
今回公開されたおよそ20分の映像は、白鷺隊員20人の遺書をまとめたもので、国のために命を捧げた人たちが残した言葉が、戦争の悲惨さや平和の尊さを伝えています。
上映は毎月第1・第3日曜日に行われ、事前の予約が必要です。